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歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中や何かに集中している時など、無意識下で行われることが多い癖です。歯ぎしりは、上下の歯をギリギリとこすり合わせる動きをするため、歯がすり減ったり、歯槽骨にダメージを与えたり、さまざまな悪影響を及ぼします。また、食いしばりは通常の数倍〜10倍ほどの力で上下の歯を強く噛みしめるため、歯が破損したり顎関節にダメージを与えたり頭痛を引き起こしたりもします。
歯ぎしりや食いしばりは、自覚がない方が多いですが、家族に指摘されたことがある方や起床時に顎の痛みがある方は早めにご相談ください。歯ぎしりや食いしばりを長く続けていると歯や顎関節へかかる過度な負担によって歯の破損や顎関節症、肩こり、頭痛、眩暈など全身にさまざまな影響を及ぼすおそれがあります。

大人の歯ぎしり

大人の歯ぎしりの原因は、まだ詳しくは解明されていませんが、ストレスや睡眠時無呼吸症候群などとの関連性が指摘されています。歯ぎしりは、ギリギリと強い力で上下の歯をこすり合わせる動きをするため、歯をすり減らしたり、顎関節症を引き起こしたり、歯周病を悪化させたりするおそれがあります。歯や歯槽骨、顎関節への負担を軽減するために、かみ合わせ治療やスプリント療法などで歯ぎしりの治療を行います。

子どもの歯ぎしり

子どもの歯ぎしりは大人の歯ぎしりとは異なり、歯や顎骨の成長に伴う生理現象として起こります。乳歯が生え始めた0歳から中学生ぐらいまでの歯ぎしりは過度に心配する必要はありません。特に、乳歯と永久歯が混在する小学生の頃は歯ぎしりが生じやすいですが、かみ合わせのバランスを調整するために必要な歯ぎしりだと言われています。ただし、あまりにもひどい歯ぎしりや、歯やお口周りの筋肉などにダメージが生じている歯ぎしりなどの場合は、スプリント療法での治療が必要になるケースもあります。お子様の歯ぎしりについて気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

歯ぎしり・食いしばりを放置するリスク

詰め物が取れやすい

詰め物が取れてしまう原因としては、詰め物や接着セメントの劣化によって取れてしまう場合や接着が不適切であった場合、歯と詰め物の間に二次カリエスが生じている場合などがありますが、短期間で取れてしまう場合や何度も繰り返し取れてしまう場合には歯ぎしりや食いしばりが原因の可能性があります。歯ぎしりや食いしばりによって、毎日強い力が歯や詰め物にかかっていると、歯や詰め物がすり減って隙間ができ、隙間から入った水分によって詰め物を接着しているセメントが溶けて詰め物が取れてしまいます。
歯ぎしりや食いしばりを根本的に改善しなければ詰め物を詰め直しても繰り返し取れてしまい歯へのダメージも大きくなってしまいます。

歯周病を悪化させやすい

歯ぎしりや食いしばりによって過度な力がかかり続けていると、歯だけでなく歯を支える歯槽骨や歯周組織にも負担がかかり歯周病を悪化させやすくなります。歯周病の治療を行っていてもなかなか改善しない場合には、歯ぎしりや食いしばりによる歯槽骨へのダメージが影響していることもあります。歯周病の治療と同時に歯ぎしりや食いしばりの治療を行う必要があります。また、過度な負担がかかり続けると歯と歯茎の間がくさび状にえぐれ、知覚過敏になることもあります。

歯ぎしり・食いしばりの治療法

かみ合わせ治療

かみ合わせのバランスが悪いと、歯ぎしりや食いしばりの原因になることがあります。歯や詰め物の破損・不調、むし歯などによってかみ合わせの乱れが生じている場合には治療と調整を行います。左右の歯でバランス良く噛めるようにすることで歯ぎしりや食いしばりを緩和し、歯や顎関節にかかる負担を軽減させることができます。かみ合わせに不調があると歯ぎしりや食いしばりだけでなく、頭痛や肩こり、腰痛など全身にさまざまな影響を及ぼします。少しでも気になる症状がありましたら、お早めにご相談にいらしてください。

スプリント療法(ナイトガード)

スプリント療法(ナイトガード)当院の歯ぎしり・食いしばり治療では、就寝時にマウスピースを着用し歯や顎関節などにかかる負担を軽減するスプリント療法も行っています。就寝時にご自身に合ったマウスピースを装着することで、マウスピースがクッションの役割をし、無意識下で行われる歯ぎしりや食いしばりを改善し、歯や顎関節へのダメージを軽減します。マウスピース(ナイトガード)は市販のものもありますが、ご自身の歯型に合ったものを着用しないと症状を悪化させるおそれや、かみ合わせを乱してしまうリスクがあります。保険適応で作製することができるものもありますので、歯科医院できちんとご自身の歯型に合ったマウスピースを作製するようにしましょう。

オーダーメイドでスポーツマウスピースの作製(自費)

オーダーメイドでスポーツマウスピースの作製(自費)スポーツマウスピースとは、主にボクシング、格闘技、ラグビーなどのコンタクトスポーツで衝突や転倒による口腔内の怪我や顎の骨への衝撃、脳震盪などを防ぐために装着するマウスピースです。スポーツマウスピースは、柔らかく弾力性があるため、衝突や転倒などによる衝撃を吸収することができます。特に顎への衝撃は脳へのダメージに繋がり脳震盪を起こしてしまう危険がありますが、スポーツマウスピースで顎関節を保護することで脳への衝撃を抑え、スポーツ中に脳震盪を起こす危険性を軽減することができます。またご自身の怪我予防だけでなく、仲間や相手への怪我予防にもなります。近年では、年齢問わずさまざまなスポーツ種目でスポーツマウスピースを着用する方が増えています。お気軽にご相談ください。

スポーツマウスピースの効果

スポーツマウスピースを装着することで歯や歯根の破折や顎の骨折、口腔粘膜や唇・舌の怪我、脳震盪などを予防する効果があります。またスポーツマウスピースの着用によって、スポーツ中に歯や顎関節へのダメージを抑えながら歯を強く噛みしめることが可能になるため、スポーツ中の集中力の向上、運動パフォーマンスの向上、瞬発力の向上、心拍数の安定化、体幹の安定化などの効果を期待することができます。このようにスポーツマウスピースを着用することでさまざまな効果を得ることができるため、近年は多くのコンタクトスポーツにおいてスポーツマウスピースは必要不可欠となってきています。

市販のマウスピースと歯科医院で作製するマウスピース

市販品のマウスピース

スポーツ用品店などでも市販品のスポーツマウスピースを手軽に購入することもできますが、ご自身での調整が必要で、歯型にしっかりと適合させるには限界があります。マウスピースはご自身の歯並びやかみ合わせに正しく適合していないと、逆に顎関節を痛めたり、かみ合わせのバランスを悪くしたり、歯の破折や顎の骨折、口腔内の怪我などを招いてしまう危険性もありますので注意が必要です。

歯科医院で作製するマウスピース

歯科医院では患者様一人ひとりの歯型に合わせ、適切なかみ合わせになるようにオーダーメイドのスポーツマウスピースを作製します。また、ラグビーやアメリカンフットボール、ボクシング、格闘技、ラクロスなど様々な競技種目に合った厚みに調整することが可能です。スポーツ中の怪我を予防したい方や運動パフォーマンスを向上させたい方、スポーツ中のお子様の脳震盪が心配な方など、お気軽にご相談ください。